web制作の依頼のポイント|先に決めるのは2つだけ
制作会社の選び方|依頼のしかた 2本目 全6本
目 次
web制作を依頼するときに決めておくのは、あとから変えられないものだけです。それ以外は作りながら決まります。
私たちは22年、年間40本のサイトを作ってきました。新規のご相談は、ほとんどが3社以上の相見積です。
この記事では、依頼の時点で確定してしまうものと、あとから決められるものを分けます。
web制作の依頼で、ポイントは何を決めておくかなのか
決めておくのは、あとから変えられないものだけです。
多くの方は、ページ構成やデザインの方向性を先に決めようとされます。決まっていないと依頼できないと思われているからです。
ところが、そこは作りながら変えられる部分です。先に決め込んでも、実物を見たら変わります。
変えられないのは、依頼先を選んだ時点で確定する側です。ここを確認しないまま選ぶと、あとで動かせません。
web制作の依頼で、あとから変えられないものは何か
依頼先を選んだ時点で決まるのは、この4つです。
| 依頼先を選ぶと確定する | あとから決められる |
|---|---|
| 何人が関わるか | ページ構成 |
| 原稿を誰が書くか | デザインの方向性 |
| 確認のやり取りの頻度 | 文章と写真 |
| 完成物をいつ見られるか | ページ数の増減 |
左の4つは、その会社の作り方そのものです。契約後に「体制を変えてください」とは言えません。
右の4つは、作りながら決まります。むしろ実物を見ないと決まりません。
多くの方は、右側を先に決め込もうとして、左側を確認しないまま選んでいます。
web制作の依頼で、体制は何を見れば分かるのか
見積書の項目の数です。
項目が多いほど、工程ごとに人が分かれている可能性があります。工程ごとに担当が変わると、その引き継ぎも費用になります。
私たちの見積書は7項目です。分業をやめて、一人が最初から最後まで担当する形にしたので、切り出せる工程が減りました。
項目の読み方は3枚の見積書から体制を読むにまとめました。
web制作を依頼したあと、ページ構成やデザインは変えられるのか
実物を見てから変えられます。
私たちの場合、45分お聞きしたあと、1週間後に全ページ分のデモをお出しします。文章と写真が入った状態です。
そこで出てくる指摘は具体的です。この見出しは違う、ここは写真をもっと大きく、この順番を入れ替えたい。
デモをご覧になった方から、こう言われることがあります。
「これで、ほぼ、公開できるよね」
驚かれている対象が、デモの出来ではなくご自身が話した量である点が、この進め方の要点です。詳しくは1週間でデモを出す進め方にあります。
依頼の前に、イメージが固まっていないと困るのか
固まっていなくて構いません。
「イメージが湧かないので、社内で相談してから」という形で止まることがあります。ここが最も多い停止点です。
イメージは、説明を足しても湧きません。実物を見ると3秒で「これは違います」と出てきます。
順番を逆にすれば、湧かないまま進みます。詳しくはイメージが湧かないまま進める方法に書いています。
web制作の依頼のポイントとして、公開時期は先に決めるべきか
決まっていれば教えてください。あとから縮められないのは、ここだけです。
私たちの場合、公開までは1.5〜2か月です。展示会や採用募集に合わせたい場合、逆算が要ります。
情報を揃える時間を先に取ると、その分だけ後ろにずれます。どこまで揃えるかは渡す情報はどこまで必要かで扱っています。
全体の日程は依頼から公開までのスケジュールに出しました。
向くケース・向かないケース
この進め方は、まだ決まっていない段階のほうが向いています。
| 向くケース |
|---|
| ページ構成やデザインが決まっていない |
| 社内で意見が分かれている |
| 実物を見ないと判断できない |
| 公開日が決まっている |
向かないケースのほうは、条件が見つかりませんでした。会社の規模でも、業種でも、社内の決め方でもありません。
決まるのは相性です。合うかどうかは、お話ししてみないと分かりません。
web制作を依頼する前に決めるのは何か
先に決めておくのは、この2つだけです。
| 決めること | 理由 |
|---|---|
| 公開したい時期 | あとから縮められない |
| 依頼先の体制(何人・原稿は誰が書くか) | 契約後に変えられない |
ページ構成もデザインも文章も、決まっていなくて構いません。実物を見てから決まります。
渡すものについては3社に同じものを渡すにまとめました。参考サイトのURLが1本あれば足ります。