Issue 01 | 採用

採用がうまくいかない

求人媒体には出している。採用サイトもある。それなのに、応募が集まらない。集まっても、ほしい人とは少し違う。

この状態のとき、原因はデザインの良し悪しではないことがほとんどです。その手前の「設計」で、つまずいています。20年、採用サイトをつくってきて、繰り返し見てきた原因をお話しします。

Why

なぜ、うまくいかないのか

01

「誰に来てほしいか」が決まっていない

採用に困っている会社ほど、ターゲットが曖昧なまま求人を出しています。本気で人を採りたいのに、「どんな人に来てほしいか」が言語化されていない。

現場には欲しい人物像があるのに、それが経営や採用ページには反映されていない、ということも少なくありません。出発点が定まっていなければ、何を載せるべきかも決まりません。

02

応募が少ないから、間口を広げてしまう

分母が少ないと、不安から間口を広げたくなります。「未経験歓迎」「どんな方でも」。けれど間口を広げるほど、メッセージは誰の心にも刺さらなくなります。

差別化が消え、結果として応募はさらに遠のく。広げるほど集まらない、という悪循環です。本当は、絞ったほうが届きます。

03

新卒と中途で、響く言葉は違う

新卒採用は、働くことが初めての相手。だから理念や社会的な意義、成長の物語が効きます。一方、中途はすでに現場を知っている相手。裁量、働き方、任される範囲といった、実践的な情報を求めています。

ところが、参考にする他社の採用サイトの多くは新卒向け。それを真似てしまうから、中途を採りたいのに新卒向けの顔になる。これが「ほしい人と違う応募が来る」正体です。

Approach

私たちは、こう解きます

考え方

01

まず、ターゲットを決める

サイトを作り始める前に、「誰に向けるか」を一緒に決めます。実際に活躍している社員はどんな人か。現場と経営で、人物像はズレていないか。ここを言語化することから始めます。

02

伝えることを、分ける

応募者は、採用サイトもコーポレートサイトも両方を見ています。メッセージが違う以上、分けるのがベター。同じ場所に収める場合も、採用の情報は決して薄くしません。

03

言葉を決めてから、見た目

見た目から入ると、中身が後追いになります。まず言葉を固める。誰に、何を伝えるか。それが決まってから、ビジュアルを設計します。順番が、仕上がりを変えます。

実践の一手

04

顔出しが難しくても、諦めない

社員が顔出しを嫌がることは、よくあります。私たちはAIで顔だけを変え、背景は実際の現場のまま残します。会社の空気は本物のまま伝わり、個人は守られる。諦めなくていいのです。

05

動画は、立派さより親しみ

採用動画は、かっちりした会社紹介である必要はありません。スマホで見る人が多いいま、手作り感のあるショート動画のほうが、素が伝わり、親しみが生まれることもあります。

06

公開して終わり、にしない

採用は、年単位で続く活動です。公開後も応募の動きを見ながら、伝え方を一緒に調整していきます。一度つくって放置されるサイトには、しません。

Result

実際にあったこと

ある中途採用のプロジェクトでは、ターゲットを明確にした採用サイトを公開したところ、自社サイト経由の応募が大きく増えました。想定を超える応募が集まり、例年より2ヶ月早く、募集を締め切ることになりました。 ※ 守秘のため、業種・詳細は伏せています。詳しい事例はお問い合わせ時にご紹介します。

FAQ

よくあるご質問

採用サイトを作れば、応募は増えますか?
サイトだけで解決するとは限りません。応募が来ない原因は、多くの場合「誰に来てほしいか」が定まっていないことにあります。私たちは、ターゲットの整理から一緒に考えます。
求人媒体に出しているのに、応募が来ません。なぜですか?
求人媒体と自社サイトで、言っていることがズレているケースが多く見られます。媒体で興味を持った人がサイトを見て「思っていたのと違う」と離れてしまう。両者のメッセージを揃えることが大切です。
新卒と中途を、ひとつのサイトで採用できますか?
できますが、響く言葉が違うため、伝え方を分けることをおすすめします。同じ内容を両方に向けると、どちらにも刺さらなくなりがちです。
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