制作会社の選び方

ホームページのコンペ|提案書ではなく実物を出させる

目 次

  1. ホームページのコンペで、提案書を比べるのは難しいのか
  2. ホームページ制作のコンペで、全社に同じものを出させるには何が要るのか
  3. コンペで提案書を出す会社は、その工数をどこで回収するのか
  4. ホームページのコンペで、実物を見ると何が変わるのか
  5. コンペの条件に、要件定義書やRFPは必要なのか
  6. 私たちがコンペでお出ししているものは何か
  7. 向くケース・向かないケース
  8. ホームページのコンペを開くとき、決めることは何か

ホームページのコンペで結果が変わるのは、何を出させるかです。提案書を集めると、比べられないものが並びます。

私たちは22年、年間40本のサイトを作ってきました。コンペにも出ています。デモがそのまま提案になる形です。

この記事では、コンペを開く側から見て、何を出させると比べやすいかを書きます。

ホームページのコンペで、提案書を比べるのは難しいのか

書式が揃わないので、同じ条件で並びません。

提案書は会社ごとに作り方が違います。ページ数も構成も、力を入れる場所も違います。

50ページの提案書と、10ページの提案書が届きます。厚いほうが優れているとは限りません。時間をかけた量が出ているだけです。

読み比べる時間もかかります。3社で150ページになると、審査そのものが仕事になります。

ホームページ制作のコンペで、全社に同じものを出させるには何が要るのか

完成物の一部を出してもらう形にすると、条件が揃います。

出させるもの比べやすさ
提案書書式が違う。読む時間がかかる
デザイン案1枚1枚だけでは全体が分からない
全ページ分のデモ同じものを見て比べられる

デモというのは、実際に動く画面のことです。文章と写真が入った状態で見られます。

私たちの場合、ヒアリングの1週間後にお出ししています。全ページ分で、無償です。

「全ページ分のデモを出してください」と条件に書けば、出せる会社と出せない会社が分かれます。それ自体が判断材料になります。

コンペで提案書を出す会社は、その工数をどこで回収するのか

受注した案件の見積に乗ります。

提案書を作る時間は費用です。コンペに5社呼んで1社が決まるなら、落ちた4社分の時間も、どこかで回収されています。

私たちが提案書をやめてデモに変えたのは、そのほうが伝わるからでした。工数の話が先ではありません。

ただ結果として、コンペのための特別な作業がなくなりました。通常の進め方がそのまま提案になっています。

この置き換えで何が起きたかは提案書をやめてデモに変えた結果に数字を出しています。

ホームページのコンペで、実物を見ると何が変わるのか

議論の中身が変わります。

提案書を見ている段階では、話が方針の善し悪しになります。「この方向性は正しいか」を、絵のない状態で議論することになります。

デモを見ると、指摘が具体的になります。この見出しは違う、ここは写真をもっと大きく、この順番を入れ替えたい。

見られるのは静止した画面だけではありません。ページの遷移や、動きの付き方も分かります。

ご覧になった方から、こう言われることがあります。

「遷移の仕方などわかりますね。」

社内で回すときにも効きます。判断される方が普段ウェブに関わっていなくても、画面なら見た通りに伝わります。

デモで何が変わるのかは要件定義書の代わりにデモを見るにまとめました。

コンペの条件に、要件定義書やRFPは必要なのか

なくても、条件は揃います。

コンペを開くとき、先にRFPや要件定義書を作ろうとされる方がいます。全社に同じ条件を渡すためです。

書類を揃えても、返ってくるものは揃いません。言葉で書いた要望は、受け取る側で絵が変わります。

揃えるのは3つで足ります。参考にしたいサイトのURLを1本、公開したい時期、原稿を誰が書くかという質問です。渡し方は3社に同じものを渡すに書いています。

RFPと要件定義書の使い分けはRFPと要件定義書の違いで扱っています。

私たちがコンペでお出ししているものは何か

通常のご相談と同じものです。

段階出すもの
初回45分のヒアリング
1週間後全ページ分のデモ(文章と写真入り)
その後見積書(7項目)

コンペ用に別の資料を作ることはしていません。プレゼンの場では、そのデモを見ていただきます。

見積書の項目は7つです。項目の読み方は3枚の見積書から体制を読むにまとめました。

なぜ45分の話で1週間後に全ページ分が出るのかは1週間でデモを出す進め方にあります。

向くケース・向かないケース

コンペで実物を出させる形は、審査に人数が関わるときほど効きます。

向くケース
社内の複数の方が審査に加わる
審査される方が、普段ウェブに関わっていない
提案書を読み比べる時間が取れない
公開日が決まっている

向かないケースのほうは、条件が見つかりませんでした。コンペの形式でも、審査の進め方でもありません。

出るかどうかを、条件では決めていません。合うかどうかは、お話ししてみないと分かりません。

ホームページのコンペを開くとき、決めることは何か

決めるのは、この3つです。

決めること効果
提案書ではなく実物を出させる同じものを比べられる
参考サイトのURLを1本、全社に渡す前提が揃う
何社呼ぶかを先に決める各社の準備量が読める

審査基準を細かく作る必要はありません。実物が並べば、見た瞬間に分かります。

私たちにお声がけいただく場合も、この形で構いません。特別な資料をご用意いただく必要はありません。

読みもの一覧へ

まずは、お話を聞かせてください

初回の打ち合わせでは、御社の課題をしっかりヒアリングし、ご状況にあったご提案をいたします。

お問い合わせ