web制作はフリーランスか制作会社か|肩書きでは決まりません
制作会社の選び方|探し方と、比べ方 2本目 全5本
目 次
web制作をフリーランスに頼むか制作会社に頼むかは、肩書きでは決まりません。どこまでを引き受けるかで決まります。
私たちは22年、年間40本のサイトを作ってきました。6名です。相見積にフリーランスの方が入っていることもあります。
この記事では、肩書きの代わりに何を見ればいいかを書きます。
web制作をフリーランスに頼むのと、制作会社に頼むのは何が違うのか
引き受ける範囲が違います。
サイトを1本作るには、いくつもの工程が要ります。企画、デザイン、コーディング、WordPressの構築、写真の用意。
どこまでを1つの窓口で引き受けるかは、肩書きでは決まりません。すべて引き受けるフリーランスの方もいますし、一部を外注する制作会社もあります。
見るのは肩書きではなく、範囲のほうです。
web制作の見積書を見ると、引き受ける範囲は分かるのか
項目に出ます。
私たちの見積書は7項目です。
ディレクション、デザイン、コーディング、コーディング(下層)。それにWordPress、撮影、保守・運用です。
撮影が項目に入っています。 写真を用意する部分まで、同じ見積書の中にあるという意味です。
見積書に入っていない工程は、別で手配することになります。写真を自分で撮る、原稿を自分で書く、サーバーを自分で契約する。そこが読者側の作業になります。
サーバーとドメインの名義がどちらになるかはホームページの維持費にまとめました。
項目の読み方は3枚の見積書から体制を読むにまとめました。
web制作を制作会社に頼むと、必ず複数人が関わるのか
そうとは限りません。
私たちは分業をやめました。単価が下がる中でディレクションだけが増えて、採算が合わなくなったためです。
いまは一人が最初から最後まで担当しています。会社に頼めば必ず複数人で回る、というわけではありません。
ここも肩書きでは分かりません。何人が関わるかは、聞けば分かります。
項目の数から何が読めるかは見積もりは月額を先に見るにも書いています。
web制作をフリーランスに頼むとき、確かめておくことは何か
手が回らなくなったときに、どうなるかです。
一人で受けている場合、その方の状況がそのまま進み方に出ます。体調でも、他の案件でも同じです。
これは人数の多い会社でも起こります。担当が変わるか、止まるかの違いです。どちらが良いという話ではありません。
聞いておくと分かるのは、止まったときに誰が見るかです。
進行が止まる場所そのものは業者選びに失敗するときにまとめました。
web制作を、フリーランスと制作会社の両方に頼むことはできるのか
できます。
デザインは個人の方にお願いして、実装と運用は会社に頼む形もあります。要件の整理だけを外に出す進め方もあります。
要件の部分だけを切り出す話は要件定義だけの外注に書きました。
分けるときに気をつけるのは、間が空く場所です。誰の担当でもない工程が残ると、そこで止まります。
web制作の技術は、どこで差がつくのか
続けて手を入れているかどうかだと思っています。
私たちは勉強会を常にしています。時間をいちばん使っているのは、AIやツールの使い方です。作り方そのものを毎回見直しています。
技術が高いかどうかは、こちらから言っても証明になりません。実物を先に見ていただくほうが早いです。
私たちの場合、45分お聞きしたあと、1週間後に全ページ分のデモをお出しします。仕組みは1週間でデモを出す進め方にあります。
向くケース・向かないケース
1つの窓口で引き受ける形は、手配する先を増やしたくない場合ほど向いています。
| 向くケース |
|---|
| 写真や原稿を用意する時間が取れない |
| 手配する相手を増やしたくない |
| 公開後も同じ窓口に聞きたい |
| 公開日が決まっている |
デザインだけ、実装だけを頼みたい場合は、その部分だけを切り出す形になります。全部を1つにまとめる必要はありません。
向かないケースのほうは、条件が見つかりませんでした。決まるのは相性です。合うかどうかは、お話ししてみないと分かりません。
web制作の依頼先を選ぶとき、聞くのは何か
肩書きではなく、この3つです。
| 聞くこと | 分かること |
|---|---|
| この見積書に入っていない工程はどれですか | 自分で手配する範囲 |
| 何人が関わりますか | 引き継ぎが起きるか |
| 手が回らないとき、誰が見ますか | 止まったときの扱い |
1つ目が効きます。総額が安く見えても、入っていない工程があれば、そこは別で発生します。
私たちにお聞きいただく場合も、この3つから始めていただければと思います。