制作会社の選び方

ウェブデザインの依頼のコツ|好みより先に、作り方を聞く

目 次

  1. ウェブデザインの依頼で、コツは好みをどう伝えるかなのか
  2. ウェブデザインの依頼で、全ページを1枚ずつ作る必要があるのか
  3. 見積書のどこを見ると、デザインの作り方が分かるのか
  4. ウェブデザインの作り方は、公開後に何が変わるのか
  5. ウェブデザインの依頼で、修正の回数は決まっているのか
  6. ウェブデザインの依頼で、修正と追加はどう違うのか
  7. ウェブデザインの依頼で、トップページの案を先に出してもらうべきか
  8. デザインの好みは、どう伝えると正確なのか
  9. 向くケース・向かないケース
  10. ウェブデザインを依頼するときに聞くのは何か

ウェブデザインを依頼するとき、先に聞くのは好みの伝え方ではありません。どう作るかです。

私たちは22年、年間40本のサイトを作ってきました。新規のご相談は、ほとんどが3社以上の相見積です。

この記事では、デザインの作り方の違いと、それが費用と公開後にどう効くかを書きます。

ウェブデザインの依頼で、コツは好みをどう伝えるかなのか

伝え方より、どう作るかの確認が先です。

デザインの依頼というと、好みや方向性をどう言葉にするかの話になりがちです。そこで悩んで止まる方が多くいます。

ただ、伝え方を工夫しても、作り方が違えば出てくるものが変わります。同じ要望を渡しても、1ページずつ作る会社と、型を決めて流す会社では結果が違います。

費用の増え方も、公開後にできることも変わります。先に確認するのはそちらです。

ウェブデザインの依頼で、全ページを1枚ずつ作る必要があるのか

ありません。先に型を決めて、そこに流す作り方があります。

私たちは下層ページのデザインを、1ページずつ作りません。先にテンプレートを決めて、コーディングと同時に進めます。

作り方特徴
1ページずつ作る各ページを作り込める。ページ数が増えると費用も期間も増える
型を決めて流す全ページの見た目が揃う。ページ数が増えても増え方がゆるい

どちらが良いという話ではありません。作り込みたい部分があるなら、1ページずつのほうが向きます。

ただ、増え方が違います。10ページの見積が20ページになったとき、動く金額が変わります。

見積書のどこを見ると、デザインの作り方が分かるのか

「デザイン(下層)」という項目があるかどうかです。

私たちの見積書には、この項目がありません。下層のデザインは「コーディング(下層)」に含めています。同時に進めるからです。

見積書に「デザイン(下層)」と「コーディング(下層)」が別々に並んでいる場合があります。下層を1ページずつ作っている可能性があります。

その場合、ページ数が増えると2つの項目が同時に増えます。総額が同じでも、増える余地が違えば最終の金額は変わります。

ウェブデザインの作り方は、公開後に何が変わるのか

型が決まっていると、自分でページを増やしても見た目が崩れません。

公開後に、会社案内やサービス紹介を足したくなることがあります。型が決まっていれば、そこに流すだけです。

1ページずつ作られたサイトだと、新しいページの見た目が決まっていません。増やすたびに依頼が要ります。

私たちは固定ページもブロックエディタで編集できる仕組みで作っています。理由は公開後にページを増やせる作りに書きました。

ウェブデザインの依頼で、修正の回数は決まっているのか

私たちは回数を決めていません。

見積書や契約書で、修正の回数が決められている場合があります。上限がどこにあるかは、依頼の前に確認しておく形になります。

私たちが回数を決めていないのは、修正が作り直しにならないためです。理由は2つあります。

1つは、デモを先にお出ししていることです。方向が違えば1週間後に分かるので、大きく戻ることがありません。

もう1つは、一人が最初から最後まで担当していることです。直すときに引き継ぎが発生しません。分業をやめた理由は3枚の見積書から体制を読むに書きました。

そして修正は、進むにつれて収束します。最初は大きく、あとになるほど細かくなります。

やり取りの中で、こう言われることがあります。

「修正が早いですね。」

大きく方向が変わる場合は、その時点で一度お話しします。

ウェブデザインの依頼で、修正と追加はどう違うのか

ページを増やすのは、修正ではなく追加です。

扱い
出てきた画面を直す修正。回数を決めていない
ページを増やす追加。見積書の項目が動く

動くのは「コーディング(下層)」です。下層のデザインもここに含まれているので、1つの項目で増えます。

依頼の前に確認するなら、この形になります。「修正はどこまでで、どこから追加になりますか」

回数の上限より、この境目のほうが金額に効きます。

ウェブデザインの依頼で、トップページの案を先に出してもらうべきか

1枚では判断できません。

相見積のとき、トップページのデザイン案を1枚出す会社があります。ただ、1枚では下層がどうなるか分かりません。

サイトの印象は、下層ページのほうが決めます。訪問した方が長くいるのは、たいてい下層だからです。

私たちの場合、45分お聞きしたあと、1週間後に全ページ分をお出しします。文章と写真が入った状態です。仕組みは1週間でデモを出す進め方にあります。

デザインの好みは、どう伝えると正確なのか

参考にしたいサイトのURLを1本です。

「シンプルで」「高級感のある」という言葉は、受け取る側で絵が変わります。言葉を足すほど、絵は増えていきます。

同業でなくて構いません。選び方は参考サイトを1本お持ちいただく理由に書きました。

3社への渡し方は3社に同じものを渡すにまとめています。

向くケース・向かないケース

型を決めて流す作り方は、ページ数が多いサイトほど効きます。

向くケース
ページ数が10を超える
公開後に自分でページを増やしたい
全ページの見た目を揃えたい
公開日が決まっている

1ページごとに作り込みたい部分がある場合は、そこだけ個別に作る形になります。全ページを個別に作るかどうかとは別の話です。

向かないケースのほうは、条件が見つかりませんでした。決まるのは相性です。合うかどうかは、お話ししてみないと分かりません。

ウェブデザインを依頼するときに聞くのは何か

この4つです。

聞くこと分かること
下層は1ページずつ作りますか費用と期間の増え方
見積書に「デザイン(下層)」はありますか作り方が項目に出ているか
修正はどこまでで、どこから追加ですか途中で費用が動く場所
公開後に自分でページを増やせますか型が決まっているか

好みの伝え方は、この4つが分かってからで間に合います。

私たちにお聞きいただく場合も、この4つから始めていただければと思います。

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