保守費をいただいていません。毎月やることがないからです
制作会社の選び方 | キューポイントのやり方 3本目 全5本
保守管理は基本0円にしています。内訳はホームページの維持費に書きました。
ここに書くのは、そちらに書かなかったほうです。なぜ0円なのか。
思想の話ではありません。毎月やることが、ほとんどないからです。
制作会社の収入は、二段構えになっています
一度きりの制作費と、毎月入る月額。この2つです。
月額があると、経営はかなり安定します。10社から月1万円をいただければ、毎月10万円が読めます。翌年の計画も立ちます。教科書通りのやり方で、間違ってはいません。
うちも、置こうと思えば置けます。置いていないのは、請求する中身が作れなかったからです。
保守の名目で、毎月何をするのか
公開したサイトに、毎月発生する作業を並べてみてください。
文章の差し替え、写真の入れ替え、お知らせの追加。これらは全部、お客さま側でできるように作っています。
- 固定ページもブロックエディタで編集できる形にしています。会社案内もサービス紹介も、お知らせと同じ操作です
- 管理画面のマニュアルをお渡ししています
- 操作の説明会も行っています
ここまでやったうえで、「更新作業費」として毎月請求するのは筋が通りません。やらない作業の代金だからです。
WordPress本体の更新のように、こちら側でしか触れないものもあります。ただ、これは2〜3年に1回です。毎月いただく理由になりません。
では、いつお金をいただくのか
作業が発生したときだけです。
- 公開後の半年間:初期の不具合とCMSの使い方は無償で見ています
- 半年を過ぎたあと:ちょっとした問い合わせにはお答えしています。作業が発生する場合だけ、そのつどお見積もりします
- 保守契約:ご希望があればお受けします。必須にはしていません
- 記事制作:月1〜2万円でお受けしています。1本8,000円ほどで、月2本ほどのペースです
サーバーとドメインは、お客さまのお名前で契約していただきます。実費はかかります。0円になるのは保守管理の部分だけです。
修正の回数も、決めていません
制作中の修正について、「3回まで」といった線を引いていません。
不安に思われるかもしれませんが、実際には収まります。デモを最初に全ページお見せしているので、方向がずれたまま進むことがないからです。回数を決める仕組みは、ずれたまま進む前提で作られていると考えています。
向き不向きがあります
この形は、社内で更新する方がいる会社に向いています。
逆に、全部こちらに任せたい、担当者を置く余裕がない、という場合は合いません。マニュアルも説明会も、受け取る人がいて初めて意味を持つものだからです。
月額がないぶん、毎月決まって入ってくるものはありません。続けてご依頼いただく方や、ご紹介に助けられている部分は大きいです。それでも、安定した形とは言えません。
それでもこうしているのは、やっていない作業に値段をつける方法が思いつかなかったからです。
まとめ
- 保守管理は基本0円。思想ではなく、毎月やることがないから
- 更新はお客さま側でできる作りにしている(ブロックエディタ・マニュアル・説明会)
- やらない作業に「更新作業費」は付けられない
- お金をいただくのは、作業が発生したときだけ
- サーバー・ドメインは実費。0円は保守管理の部分だけ
- 社内に更新する人がいない場合は、この形が合わない