web制作の見積もりは、どこで動くのか|前提が確定するタイミング
制作会社の選び方|見積書を読む 2本目 全5本
目 次
web制作の見積もりが動くとしたら、前提が変わったときです。値上がりするわけではありません。
私たちは22年、年間40本のサイトを作ってきました。新規のご相談は、ほとんどが3社以上の相見積です。
この記事では、見積もりが何を前提に出ているかと、その前提がいつ確定するかを書きます。金額は扱いません。
web制作の見積もりは、最初に出たものから動くのか
前提が変わったときに動きます。
3社から見積もりが届いた時点では、どれも前提つきです。まだ何ページ作るか決まっていないことが多いためです。
総額だけを並べても、前提が違えば比べたことになりません。どの前提で出ているかを揃える必要があります。
動くとしたら、その前提が変わったときです。金額そのものが後から変わるわけではありません。
web制作の見積もりは、何を前提に出ているのか
ページ数です。
| ページ数が増えたとき | |
|---|---|
| 動く項目 | 下層ページの制作 |
| 動かない項目 | トップのデザイン・WordPress・撮影 |
10ページの前提が20ページになったとき、動くのは下層の分です。ほかは前提が変わっても動きません。
どの項目が動くかは、見積書の立て方で変わります。項目の読み方は3枚の見積書から体制を読むにまとめました。
web制作の見積もりの前提は、いつ確定するのか
私たちの場合、デモが出た時点です。
初回のヒアリングは45分です。その1週間後に、全ページ分のデモをお出しします。文章と写真が入った状態です。
全ページ分が並ぶので、そこで何ページになるかが見えます。「この2ページは要らない」「ここに1ページ足したい」という話も、見ながらであれば出ます。
つまり、見積もりの前提が合っているかどうかを、その時点で確かめられます。
デモをご覧になった方から、こう言われることがあります。
「このままでもアップできるクオリティですよね」
仕組みは1週間でデモを出す進め方にあります。
web制作の見積もりを出してもらうのに、何を決めておく必要があるのか
決めておかなくて出せます。
要件定義書やサイトマップを先に作らないと見積もりが出ない、と思われている方がいます。そこで止まってしまうことがあります。
私たちの場合、45分お聞きすれば出せます。理由は要件定義書を書かないまま相談していい理由に書きました。
決めておくのは公開したい時期だけです。それも決まっていれば、で構いません。
web制作の見積もりが動いたあと、修正はどう扱われるのか
ページを増やすのは追加です。出てきた画面を直すのは修正です。
私たちは修正の回数を決めていません。進むにつれて収束するためです。大きく方向が変わる場合は、その時点で一度お話しします。
境目はデザインの依頼は好みより作り方に書きました。公開後に続く月額のほうは見積もりは月額を先に見るにまとめています。
向くケース・向かないケース
前提をあとで確かめる形は、ページ数が決まっていない場合ほど向いています。
| 向くケース |
|---|
| 何ページ作るか決まっていない |
| 要件定義書やサイトマップがない |
| 見積もりの前提を実物で確かめたい |
| 公開日が決まっている |
向かないケースのほうは、条件が見つかりませんでした。会社の規模でも、業種でも、社内の決め方でもありません。
決まるのは相性です。合うかどうかは、お話ししてみないと分かりません。
web制作の見積もりで、3枚に聞くのは何か
前提について聞くのは、この3つです。
| 聞くこと | 分かること |
|---|---|
| 何ページの前提で出ていますか | 3枚が同じ条件か |
| ページ数が変わると、どの項目が動きますか | 最終金額の幅 |
| 前提が合っているか、いつ確かめられますか | 判断できる時期 |
3つ目が効きます。契約したあとにしか確かめられないなら、比べているのは前提の違う3枚です。
私たちにお聞きいただく場合も、この3つから始めていただければと思います。